来年6月に実現する「深海に眠るタイタニック号を訪ねる旅」 お値段は驚きの…!?

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深海に眠るタイタニック号に会いにいきますか?
深海に眠るタイタニック号に会いにいきますか?

有人深海調査船「Cyclops 2」により、深海の様々な探検を可能にしてきた「OceanGate」社(本拠地:米ワシントン州エバレット)。彼らは2019年6月から、北大西洋の深さ3.9kmの暗い海に眠るあの「タイタニック号」を訪ねる旅を実現させるそうだ。一般人が参加する場合、気になるそのお値段は…!?



越年とともに見る影もなく朽ち果てて、瓦礫はすでに相当広い範囲に散ってしまったタイタニック号。同社の海底探検を専門とするチームは長年にわたり毎年1度、Cyclops 2という有人深海調査船で継続的な調査を行なってきたといい、ついに「Titanic Survey Expedition」という一般人も参加可能な深海の探検プロジェクトを打ち出していた。

来年6月、通信、ナビゲーション、コンテンツ、撮影、ダイビングなど各ミッションのスペシャリスト9人ほかを乗せたCyclops 2はカナダの東海岸に位置するニューファンドランドのセントジョンズ港を出発し、そのミッションを遂行する予定。海底地形を音波で精密に計測する最新型のマルチビームソナー、レーザースキャナー、写真測量法、3Dモデリングの編集といった技術面では専門家が協力しており、ライブ動画といったコンテンツの配信をも約束している。

なお国際連合教育科学文化機関UNESCOは2012年、没後100年のタイタニック号について水中文化遺産保護条約の保護対象とすると認定しており、またアメリカ海洋大気庁NOAAもタイタニック号の研究調査を続けている。そのため「Titanic Survey Expedition」は彼らの調査活動の妨げにならないよう、この2機関が定めているガイドラインを遵守するそうだ。

「Titanic Survey Expedition」の定員は上限30名。スペシャリスト9名を除く21名が一般人枠となり、希望者は1人あたり日本円にすると約1,192万円を支払うことになる、これはタイタニック号の当時のスイート・クラス料金を現代の物価にスライドさせたものだと英メディア『metro.co.uk』は伝えている。

ちなみに中国・四川省にある「長江航運集団金陵造船所(=中国外運長航集団船舶重工金陵造船所)」では、フィンランドのデルタマリン社設計の元、レプリカとなる「タイタニック2号」の建造が決まったばかりだ。2022年には2,400人を超す乗客と約500人の乗組員を乗せてドバイ港(アラブ首長国連邦)から英サウサンプトン港を目指し、その後は初代タイタニック号に倣ってニューヨーク港へ向かうそうだ。

1912年の処女航海にして氷山に衝突して沈没し、1,503人の命を奪ったタイタニック号の沈没事故。証言できる最後の生存者であったミルビーナ・ディーンさんは2009年5月31日に死亡していた。



参照および画像引用:『Ocean Gate』Titanic Survey Expedition(Illustration copyright Andrea Gatti. Inspired by Ken Marschall)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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