<世界旅紀行>『ザルツブルク』その1 『サウンドオブミュージック』の舞台とザルツカンマーグートの絶景

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ずっと訪れてみたかったハルシュタットの湖(Photo by 朝比奈)
ずっと訪れてみたかったハルシュタットの湖(Photo by 朝比奈)

~目標は世界遺産・厳選52か所の制覇~

ザルツブルクは映画『サウンドオブミュージック』の舞台でもあり、世界一とも呼ばれる美しい湖や街並みがあり、モーツァルトが生まれた地でもあります。先のドイツの旅は北から入り、南のホーエンシュバンガウでフィニッシュというプランを立て、続いては鉄道でザルツブルク入りすることを考えました。これは本当に大正解でした! 『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台&ハルシュタット湖水ツアーなるものに参加し、ザルツブルク市内の観光スポットも見て回るなど感動の連続でした。



ノイシュバンシュタイン城、そしてホーエンシュバンガウ城の観光を終え、フュッセンからミュンヘンへローカル線で。続いて高速鉄道でザルツブルクに夕方に入り2泊したのですが、それにしてもミュンヘンまでの列車はちょっと怖かった…。夕方だったので駅に停まるたびに仕事を終えた移民に違いない肉体労働者さんたちが続々と乗り込んできて、周囲5メートルの範囲が全員アラブ系の出稼ぎ労働者になってしまいました。どんどん混んできて心臓バクバク。女性の一人旅の方にこの経験は絶対にオススメいたしません。

実は、南ドイツで「イスラム国(IS)」の過激な思想に刺激を受けた者による無差別殺人事件が多発してまだ1か月も経っていなかったなかでの旅行でしたから、家族からは「大丈夫なのか」と心配されました。ところがそうした事件が連発すると警察や軍が警備を強化するので、筆者には「むしろしばらく安心」という持論があるのです。それで自信たっぷりに南ドイツでローカル線に乗ったのですが、これで無事にミュンヘンにたどり着かなければシャレにならないですよね。

<映画『サウンド・オブ・ミュージック』撮影の舞台>

■フェルゼンライトシューレ(岩窟乗馬学校)

フェルゼンライトシューレ(Photo by 朝比奈)
フェルゼンライトシューレ(Photo by 朝比奈)

映画の後半、トラップ一家が『別れの歌』を歌ってコンテストで優勝する。そのシーンはフェルゼンライトシューレというこの劇場で撮影されました。馬術学校の裏手の岩壁を切り崩して作られた建物で馬の絵が描かれており、「馬の洗い場」とも呼ばれています。今でも1,400人超を収容するオープンエア型の劇場として機能しているそうです。

■レオポルズクローン宮殿

レオポルズクローン宮殿(Photo by 朝比奈)
レオポルズクローン宮殿(Photo by 朝比奈)

映画では湖に面した正面玄関がトラップ邸の裏庭として使用され、マリアと子供達がボート遊びでひっくり返ってしまうシーンが撮影されました。しかし湖も含めてこれほど美しい建物と景観であったとは。私はパノラマ撮影もしてしまいました。

周りに本当に何もないのです(Photo by 朝比奈)
周りに本当に何もないのです(Photo by 朝比奈)

今ではホテルとして使われているこの建物は、レオポルド大司教により1731年に建築されました。ザルツブルクの人々は「この街の最も美しいロココ建築」と呼ぶそうです。

■ヘルブルン宮殿入口の門

ヘルブルン宮殿入口の門(Photo by 朝比奈)
ヘルブルン宮殿入口の門(Photo by 朝比奈)

この門のすぐ脇に、『サウンド・オブ・ミュージック』のガゼボ(Gazebo)があります。「パビリオン」とも呼ばれています。

順番にひとりづつ写真を撮る、これが大変でした(Photo by 朝比奈)
順番にひとりづつ写真を撮る、これが大変でした(Photo by 朝比奈)

恋愛中のリーズルとロルフが『Sixteen Going on Seventeen(もうすぐ17才)』を歌って踊る場所です。このガゼボは、映画が撮影された当時はレオポルズクローン城にあったそうです。

敷地内は自由に散策できます。のどかで清々しいザルツブルク(Photo by 朝比奈)
 敷地内は自由に散策できます。のどかで清々しいザルツブルク(Photo by 朝比奈)

ここからは、オーストリア・アルプスの麓となる有名な湖水地方のザルツカンマーグートへバスで向かいました。



<ザルツカンマーグート地方>

その美しさゆえ、景観は1997年にユネスコ世界遺産にも登録されています。「2000m級の山の合間に70以上の湖があります」とガイドさん。特にハルシュタット、ザンクトギルゲン、ザンクトウォルフガングなどの湖畔の町が有名です。

■ヴォルフガング湖

湖畔の建物はどれも可愛らしい(Photo by 朝比奈)
湖畔の建物はどれも可愛らしい(Photo by 朝比奈)
こういう場所でのランチ、最高でしょうね(Photo by 朝比奈)
こういう場所でのランチ、最高でしょうね(Photo by 朝比奈)

■ハルシュタット

非常に高い山に囲まれた湖です。この湖畔の街並みの美しさはまさに世界一だと思います。遊覧船で素晴らしい景色を思う存分堪能しました。

世界遺産「ハルシュタットの湖畔」に暮らすってどんな気分でしょう(Photo by 朝比奈)
世界遺産「ハルシュタットの湖畔」に暮らすってどんな気分でしょう(Photo by 朝比奈)
短い時間ですが満足感たっぷり(Photo by 朝比奈)
短い時間ですが満足感たっぷり(Photo by 朝比奈)
ケーブルカー乗り場に間もなく到着(Photo by 朝比奈)
ケーブルカー乗り場に間もなく到着(Photo by 朝比奈)

■ケーブルカーで「世界遺産展望橋(Welterbeblick)」へ

かなりの傾斜で単線です(Photo by 朝比奈)
かなりの傾斜で単線です(Photo by 朝比奈)

オーストリアになんと天空の展望台なんてものがあるのですね。

ケーブルカーを降りたら歩いてすぐです(Photo by 朝比奈)
ケーブルカーを降りたら歩いてすぐです(Photo by 朝比奈)

ハルシュタットを見下ろす素晴らしい眺めに誰もが感動していました。

高所恐怖症の人には難しいかもしれません(Photo by 朝比奈)
高所恐怖症の人には難しいかもしれません(Photo by 朝比奈)
こんな素晴らしい眺め。さすがザルツブルクです(Photo by 朝比奈)
こんな素晴らしい眺め。さすがザルツブルクです(Photo by 朝比奈)

■シュティフト・プファール教会(モントゼー教区教会とも)

実際に結婚式を挙げるカップルが続出だそうです(Photo by 朝比奈)
実際に結婚式を挙げるカップルが続出だそうです(Photo by 朝比奈)

モントゼーという町にあり、映画の中でマリアとトラップ大佐が結婚式を挙げるシーンに使われました。ツアーはここで1時間の自由行動がありました。ソフトクリームを食べたり、お土産屋さんを回ったりできます。

どこへ行っても看板が気になるザルツブルク(Photo by 朝比奈)
どこへ行っても看板が気になるザルツブルク(Photo by 朝比奈)
ソフトクリーム屋さんも可愛い(Photo by 朝比奈)
ソフトクリーム屋さんも可愛い(Photo by 朝比奈)

このツアーは最高の景色と清々しい気分が味わえる、素晴らしい体験の連続となりました。集合時間までどこを歩いても自由。本当にオススメです。

民家も本当に素敵(Photo by 朝比奈)
民家も本当に素敵(Photo by 朝比奈)

民家のエントランスや小さな庭までが実に美しいザルツブルク。勝手ながら撮影させていただきました。

素敵でしょう?(Photo by 朝比奈)
素敵でしょう?(Photo by 朝比奈)

そしてこのバスツアーは「ミラベル庭園」のちょっと手前で解散となりました。

■『ドレミの歌』のラストシーンに使われた階段とペガサスの泉

階段を下りた所にペガサスの泉があります。『ドレミの歌』を歌いながらマリアと子供たちが歩いたところです。

奥の階段がわかりますか?(Photo by 朝比奈)
奥の階段がわかりますか?(Photo by 朝比奈)

■ミラベル庭園とミラベル宮殿

ミラベル宮殿です(Photo by 朝比奈)
ミラベル宮殿です(Photo by 朝比奈)

奥の山の上にホーエンザルツブルク城もあるのですが、見えますか? 

奥にお城があります(Photo by 朝比奈)
奥にお城があります(Photo by 朝比奈)

ガイドさんからは「まだ時間がたっぷりとあるし、皆さんお好きにホーエンザルツブルク城見学やショッピングでも」と言われました。私はご主人が大学教授だというインドから来たご夫妻に声を掛けられてご一緒したのですが、お二人の年齢差がスゴイ。奥様は良いところのお嬢さまだといい、年齢が20歳も違うのですが「こんな良縁はないと家族に強く勧められたの。今はすごい幸せ! 夫はすごく優しいし頭が良くて物知りだから」とタップリと惚気てくれました。インドの夫婦というと奥様は発言権がないせいか、どことなくつまらない表情をしているものですが、彼女はものすごくおしゃべりで、こんなハッピーな夫妻には出会ったことがありません。

お城からの眺めやモーツアルトの生家は、ザルツブルクその2に続きます。どうぞお楽しみに…!



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(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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