米・老人介護施設で3か月間入浴介助なし 84歳男性、股間の壊死により死亡 

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施設でフロに入れてもらえず股間が壊死し、高齢男性が死亡
施設でフロに入れてもらえず股間が壊死し、高齢男性が死亡

家族が高齢者向け介護施設に入所する ― 誰もが「きっと親切に丁寧に世話していただける」と信じ、そう願っているはずだ。だが一部の施設においては不幸な事故や不審死が続き、遺族に訴えられて日常的なひどい扱いが露呈する、そんな残念なニュースが後を絶たない。このほど米フロリダ州から伝えられた話題もひどいものであるようだ。



フロリダ州ジャクソンビルで2017年2月、男性器の組織が壊死しているため切除手術が必要となり、病院に緊急入院となった当時84歳のヨーク・スプラトリングさん。残念ながら手術の甲斐なく帰らぬ人となった。この男性は「Consulate Health Care」という入所型の介護施設にその3か月前から暮らしていたが、お風呂やシャワーを利用することが1度もなく、性器に細菌が感染して組織が壊死したものとみられている。だが施設側は「入浴やシャワーを本人がイヤがった」と釈明するのみだ。

なお、介護スタッフがヨークさんの部屋に入るたびに肉が腐る異様な悪臭を嗅いでいたにもかかわらず、その原因を確かめようとする者、責任者に報告しようとする者はいなかった。何より誰か1人でも、1度でも彼の股間を洗浄する者がいれば異変に気付いたはずである。

「糖尿病の持病があったものの、入所していきなり健康状態が悪化した」とメディアの取材に話しているヨークさんの遺族。兄のオビーさん、甥のデウィンさんはヨークさんの遺体の状況について、「股間の組織は腐り果てて剥がれ落ちていました。本当に驚きました」「こんなにひどい壊死はこれまで見たことがないと診察した医師も驚いていました」と話している。

この施設に関しては、患者の人数や状況に対し適切な看護・介護者の人数や体制が整っていないという理由から、フロリダ州保健当局が年に3度、調査に入っていた。そのためヨークさんの死に関しても日常的な虐待およびネグレクトを疑わざるを得ないものがある。この事案が訴訟に発展していくことは想像に難くない。



参照および画像引用:『METRO』Man, 84, died after nursing home staff failed to bathe him and his genitals rotted off(Photo:Google Map)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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