ベテラン米警官が警鐘 子どもの誘拐事件を防ぐべく「コレだけは教え込んで!」

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30年のベテラン警官が教える「コレだけは教え込んで!」というポイントとは?(Photo/エトセトラ) 
30年のベテラン警官が教える「コレだけは教え込んで!」というポイントとは?(Photo/エトセトラ) 

「パッと見た感じは普通で、とんでもない事をしたり言ったりする悪人には見えなかった」 - 事件やスキャンダルが起きた後、巻き込まれた人達は大抵そう言うものだろう。大人でさえそう思うのだから、子ども達が外見で「怖い人」「優しい人」と“判断”しても不思議ではないはずだ。そして大切な子ども達が誘拐や事件に巻き込まれることは、日本を含む各国で後を絶たない。



そんな中、米テキサス州で30年間警官として働く大ベテランのロニー・ハッシェルさんが昨年メディアの取材を承諾。子どもを犯罪、とりわけ誘拐から守るべくコツを紹介し、それを『Checkup Newsroom』なるサイトが伝えた。今日はその内容をまとめてご紹介したい。

ハッシェルさんによると、子どもに教えておく基本中の基本は以下の3点だという。

(1)「イヤ!」と大声で叫ぶ
屋内だろうが屋外だろうが、腕を引っ張られ連れて行かれそうになったら「No!」と言うこと
(2)走る
なるべく早く走り、相手からとにかく離れること
(3)伝える
ママ、パパ、祖父母、警官、消防士など、信頼できる人にすぐに何が起きたかを伝えること

また最近は物騒で、このような事件は決して“他人事”ではないとハッシェルさんは語っている。

「どうせ他人に起きる事だ - 誰もがそう思っているんです。でも被害者にこう聞いてみてください。『こんな事が自分の身に降りかかると考えたことがある?』と。ほとんどの人は『いいえ、自分が被害者になるなんて思ってもみませんでした』と言うでしょう。我々警官は、そのような考え方を変えていきたいのです。誰もが被害者になりうるのです。」

また子どもには、普段から会話を通して「身を守るんだよ」「知らない人に自分を触らせてはいけない」というメッセージを伝えてほしいとのこと。子どもは大人に比べ他人を信用しやすく、悪人はそんな子どもの純粋さにつけこむためだ。



「たとえば誰かが車をとめて、子犬の写真を見せるとするでしょう。そしてワンちゃんのヒモを見せて『車に乗って、一緒に探して? ワンちゃんが車に轢かれたら大変だもん』などと言われたらどうでしょうか。」

ハッシェルさんはそう語る。「ワンちゃんが死んじゃったら可哀想!」 - そう子どもが同情しても不思議ではないが、それを信じて車に乗れば、待っているのはおそらく凶悪事件である。ほとんどの親は「困っている人を助けたいという良心ある大人に育てたい」と思っているはずだが、世の中には必ず悪人がいる。よって相手がどんなに困った様子であっても、せめて「なら大人を呼んできます」と言うように子どもに教えねばならないという。



また相手が自分の名前を知っていたとしても、「信用しては駄目」と教え込むことも重要だそう。誘拐犯は名札やバッグについている名前を確認し忍び寄ることもあるからで、親・保護者は子どもが持ち歩く物に記入してある名が人目に触れぬよう徹底すべきだという。今、日本の小学生の多くは名札をつけて通学している。これは中学生も同じであろう。これは果たして安全であろうか。人通りの少ない道を名札をつけてひとりで歩く小学生をいまだにみかけるが、帰宅時は名札を裏返しにつけるといった指導も重要だという。

参照:『Checkup Newsroom』Stranger Danger! The 3 things to Teach Your Kids to Avoid Abduction

(Kayla星谷/エトセトラ)

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