<元外資系CAその世界を語る>Vol.20 若い女性だもの、恋はしていたい! ゼネコンや商社の男性たちとの合コンは?

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ギリシャのステイで(Photo by 佐藤めぐみ)
ギリシャのステイで(Photo by 佐藤めぐみ)

~外資系エアラインのCAとして世界81都市に飛んだ日々~

私がいたエアラインでは、オフは短くて2日間、長くて4日間という連休が月に4回程もらえます。1日は独りで家でのんびりとする日が欲しいのですが、それ以外の日は友人クルーの部屋に遊びに行き、お菓子を食べながら延々とおしゃべりをし、ショッピングモールやカルフールというスーパーマーケットに買い物に出かけたものです。そして夜になれば、ホテルのバーやクラブにもよく出かけました。



そのような中で必ず知り合いになっていくのが、日本の商社、建設、石油・天然ガスといったエネルギー、プラント開発などの企業で働いていらっしゃる20代から50代までの駐在員の方々です。たとえば既婚者でも奥様やお子様を日本に残して来ている方がほとんどで、単身だというのに3ベッドルーム程のマンションに暮らしています。お金と時間を持て余していらっしゃるのか、独身、既婚者を問わずクルーはよく食事に誘われます(笑)。

中東の女性はアバヤをまとったイスラム教徒ばかりですし、同じ日本語でコミュニケーションを取れる女性といえば、やはり飛行機や街で出会う日本人クルーに限られてしまうのでしょう。私自身もそんな方々と食事をした機会が何度もありました。私たちの稼ぎではとても行けない高級レストランに連れて行ってくれて、美味しいものをたくさんごちそうしてくれるのです。

そもそも酒屋が町に1件しか存在しない上、お酒を購入できるのはイスラム教徒以外でライセンスを持つ人のみ。つまり駐在員さんくらいしか買えません。またイスラム教国の会社であるため、私がいたエアラインでは寮にお酒を持ち込む事は禁じられていますから、ホテルのバーに行くしかお酒を飲む方法がないのです。レストランで食事をした後にお宅にお呼ばれすることがあるのですが、そこにはバーを開けるのではないかというほど立派なお酒のコレクションがずらりと並んでいました。



そしてゴルフ場もありますから駐在員さんに打ちっぱなしで指導していただくのも良し、一緒にコースを回るも良し、です。日本よりも大変安いらしく、私ももっと練習すれば良かったのですが、「なんか胸とかお尻が出てるな」とセクハラ混じりに笑われたことがあり、恥ずかしいのとゴルフが難しいのとであっという間に断念してしまいました。

皆さんが特に興味を持たれるのは、駐在員さんとの恋愛や不倫はあるのかということではないでしょうか。既婚者でありながらクルーと浮気し、真剣になってしまうようなケースは確かにありました。でも奥様たちはどうかご安心下さい。ほとんどの方は日本人同士で健全に楽しくワイワイとやりたいだけですから、「お食事止まり」とわきまえていらっしゃいます。お宅に誘われるのも、個人ではなく数名のグループだからこそでした。

クルーの側に「まさか言い寄ってこないだろう」という安心感があるせいでしょうか、既婚者の方はいつもリラックスしていて性格が良く、話していて楽しいと感じました。その一方で、最高の三高条件が揃っているのに30代半ばでも独身という方は、どことなくクセがあったりします。お話していても、こういう男性はちょっと苦手だな…などと思ったものです。

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