嫌われる女上司の特徴=携帯電話の多用 米OLの手記に多くの同感

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携帯電話を多用する女の上司は大抵嫌われている。これホント!
携帯電話を多用する女の上司は大抵嫌われている。これホント!

日々のニュースのなかで、この所やけに目につくようになったのが「パワハラ」の話題である。伊調馨選手へのパワハラ疑惑問題が連日のように報じられた日本レスリング協会のあの話題あたりから、男ばかりか女の独裁者、暴君によるパワハラの話題も急増した感じがする。女性のボスがとても多く日本以上にその手の話題が事欠かないアメリカのオフィスに学ぶものは多いが、意外にも携帯電話の多用が嫌われる原因になることもあるという。部下をたくさん持つ女上司なら、知っておいて損はなさそうだ。



今年春、金融関係のプロが提供しているビジネスパーソン向けのサイト『ToughNickel』の“Workplace Issues(職場の問題)”というカテゴリーに、独裁者気質の女の上司によるパワハラに苦しんだ1人のOLから手記が寄せられた。執筆したのはカトリック系幼稚園の教諭を経てオフィス勤めに挑戦したものの、“ジェニファー”という女性の上司から執拗にイジメられたというマッケンナ・マイヤーズさん。「うちの職場に漂っている陰湿な空気、イジメに苦しんで辞めていった人、そういうのはすべてこの上司のせいなのかもしれない」と感じるのにそう長い時間はかからなかったという。彼女は上司ジェニファーに漂うネガティブな要素を見つめて10か条にまとめており、それに沿ってご紹介していきたい。

■ 上司ジェニファー(以下J)はマイヤーズさんの名前を覚えなかった

Jはマイヤーズさんを、以前そのポジションにいた女性と混同して「マーシー」とたびたび間違えて呼んだ。マイヤーズさんは黙って我慢していたという。これとはやや異なるが、たとえば日本では上司が山田さんという部下を「ヤマちゃん」と呼ぶことがある。親しみを込めたつもりであろうが、部下は「普通にヤマダさんでいいのに」と内心思っていることもしばしばで、馴れ馴れしい雰囲気をむしろ「引いてしまう」と言う若者も増えているようだ。

■ 女性ならではの視点で部下の外見をよく見ている ― 不具合を指摘するのはNG

スカートから少しばかりほつれて飛び出た糸、ヒールの傷、そんなものを見逃さないあたり、さすがボスも女性である。しかし不意を突いたようにそれを指摘してくるJに、マイヤーズさんは面食らい、恥ずかしさもあって萎縮してしまったそうだ。親切な指摘であったにせよ、場合によっては相手に「ずいぶんと細かい神経の持ち主」という印象を植え付けることになる。また部下のメイクやヘアスタイル、ファッションセンス、愛用ブランドなどについて会話する女の上司も必ずや嫌われているはずだ。

■ 上下関係をイヤというほど見せつける「携帯電話」の多用―しかし快く思っている部下はいない

Jが嫌われるのは、相手をみつけては携帯電話でしゃべってばかりいるからだとズバリ断言するマイヤーズさん。「忙しい」とこぼすわりに、Jの会話内容はビジネスではなく個人的な話ばかりであったという。「早く電話を終えてくれないか」と辛抱強く自分を待っているビジネスパートナーがいるかもしれないこと、そして通話の相手ですら「早く切り上げたい」と思っているかもしれないことを忘れてはならない。

そもそも勤務時間中に携帯電話で個人レベルの会話ばかりしている者は、職場の規約やマナーに違反している。ところが不思議なことに、誰かと携帯電話でしゃべってばかりのJは部下たちに妙な威圧感を与えていたという。オフィスに響き渡る声でしゃべりまくり、ある時は相手の言葉に派手に同意し、不満を言い、爆笑し、依頼をし、念を押して相手にプレッシャーを与え、またある時はきっぱりと否定する。マイヤーズさんにとっては、携帯電話はそんな“上司パワー”をアピールするための格好の道具のように見えたとしている。

■ ほかの社員の尻ぬぐいまでさせられながら働く新人の頑張りに気づかない

「Jに気に入られようと、とにかく頑張った」とマイヤーズさん。すると彼女を気に入ったJは、ほかの社員にも割り振ればよいものを新入りの彼女に莫大な量の仕事を託すように。やがてマイヤーズさんは疲労困憊を来し、「なぜあの人の仕事まで私がやらなければならないの?」という疑問が募ってしまったという。

素直な性格で使いやすい、そんな理由だけでマイヤーズさんに仕事を押し付けてしまったJ。賢い上司なら、そこで「過重労働」「管理者責任」といった言葉が頭に浮かぶはずだが、Jはそこまで思い至るタイプではなかった。職場にもしも過重労働に苦しむ者がいるとしたら、その根底にあるのはJのようなマネジメント能力に欠けた上司が存在するからであろう。



■ 部下のプライベートライフについての関心…ゴシップ好きなオバサンそのもの

部下の私生活に異様に関心が高い女性のボスが、自分は温かい人間だと信頼させて個々に接近し、あれこれ聞き出しては話を盛りながら他言する。これは人間的にも言語道断、職場のコンプライアンスに違反する行為である。

一方でJはマイヤーズさんの私生活、伴侶、子供にはまるで興味を示さなかった。オフィスの月曜日の朝のお決まりの会話は「週末はどう? 楽しく過ごせた?」であろうが、その声掛けを一度もしてくれなかったそうだ。次第に感じるようになったのは「アナタのような取るに足らない部下には関心がないの」という無言のイジメ。マイヤーズさんは自分に向けられたJの強烈な無関心さと冷たさが悲しかったそうだ。

こうなると家族の病気などについて相談しても知らん顔をしたり、けろっと忘れられてしまったりする危険性がある。上下関係は築けても信頼関係は築けない ― Jはそんな上司の典型例であったという。

■ 際限ない残業…夜も休日も週末もなくひたすら働かせる

Jはとにかくマイヤーズさんをこき使った。仕事を自宅にも持ち帰り、夜だろうが週末だろうが家族との暮らしに支障をきたそうが、とにかく献身的な労働姿勢を強く求めてきた。そしてマイヤーズさんは「ここ数か月がテスト期間。本採用になるために頑張らなくては」と無我夢中で仕事に没頭した。よく耐え、使える部下だと感心したJはさらにマイヤーズさんをこき使った。耐えきれなくなったマイヤーズさんは、ある時「このようなわずかな報酬で私を週に40時間以上も働かせるの、いい加減おかしくありませんか」と不満をぶちまけたという。

人の「我慢」はゴムバンドのようなもの。小さな力でも長く無理に伸ばし続ければ、必ずいつかピシッと音を立てて激しい切れ方をするものである。

■ 褒め言葉ではなかった「ナイス」 部下への嫌味や悪口を他言する

Jは職場関係の人々に、「マイヤーズさんはナイスよ」と表現していた。「ビジネスの世界において、その言葉は褒め言葉ではありません。むしろ侮辱や軽蔑の気持ちが込められているのです」とマイヤーズさんは怒っている。馬車馬のごとく働かせておきながら、そんな部下を素直に「彼女はとても頑張ってくれているの」と褒めてあげないJ。自分あっての職場だ、などと己惚れている証拠である。

■ 苦労続きのリサーチにも知らん顔を続けていたJ

携帯電話での無駄話が好きなくせに、部下には「多忙なの」とアピールするばかりであったJ。優先順位からいうと彼女にとってマイヤーズさんは最下位の存在であった。しかしマイヤーズさんは難しい会議を前に懸命に正しい情報を収集し、Jのために何とか役に立とうとリサーチに努めた。しかしJが彼女のそうした努力を軽視していたことは明白だったという。Jからその悔しさを学んだマイヤーズさんは今、リサーチ内容を手渡すタイミングやシチュエーションに敏感だ。「だって、そうでもしないと必死で集めた資料や情報がもったいないですから」と述べている。

■ 部下を正しく評価していない

元の職業が畑違いであったこともあり、とにかく成果を出したい、評価されたいと頑張ったマイヤーズさん。求められる通りの仕事をしてもJから何ら称賛の言葉がない一方で、クライアントからは高く評価された。職場の上下関係においても「褒めながら、感謝しながら気持ちよく働いてもらう」という意識を上司は維持していかなければなるまい。



■ 部下を見下すことで自分がやけにエラくなった気分になる

職場にいたJの取り巻きともいうべきチーム・ジェニファーズ。出世のため保身のため、イエスマンを演じるのは仕方がないことである。だが女の世界には陰湿なイジメがつきもの。Jが嫌うマイヤーズさんはチームにとっても格好のターゲットになってしまった。しかし、上司の顔色をみてばかりというジェニファーズもここで気づくべきことがある。Jはそんなに取り巻きを頼ることはしても、大事なのは常に「自分」であった。その結果、マイヤーズさんの職場はただネガティブな空気に満ちた陰湿な世界と化していたという。

■ マイヤーズさんが出した結論

マイヤーズさんは、問題のある上司というのは自分の思惑や企みの通りに物事を進めることや自分の地位、評価を向上させることばかりに夢中で、部下を心から大事には思っていないと断言している。そして「不快な上司ともうまくやって行く方法について、私なりにじっくりと考えてみました。それは感情を爆発させて抵抗することではありません。自分が真に輝ける、伸び伸びと仕事ができるほかの職場をさっさと探すことでした。その方が賢明だとわかったのです」と結論づけている。こうして辞職願を出したマイヤーズさん。彼女が現在勤めている会社はJが仕切っていた元の会社とは空気がまったく違うといい、信頼できる上司の下で伸び伸びと仕事をし、公平に評価してもらっているとのこと。やっとオフィスで働く喜びを感じることが出来たそうだ。

参照:『ToughNickel』10 Strategies Bitchy Bosses Use to Get the Upper Hand

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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