アルビノ、白斑、そしてダウン症…異色のファッションモデルたち その2マデリーン・スチュアートさん

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世界初のダウン症ファッションモデル、マデリーン・スチュアートさん
世界初のダウン症ファッションモデル、マデリーン・スチュアートさん

ファッションモデルである自分自身のことを紹介される時、彼女たちの場合はそこに必ず“異色のモデルとして頑張っている”という言葉が付いてしまう。しかしそれで凹んだりはしない。なぜなら、人々に見て楽しんでもらうことを身上とするモデル業において「異彩を放つ」ということは、アドバンテージにつながることでもあるのだ。真っ白な肌のアルビノとして生まれたタンド・ホパさん、ダウン症候群であるマデリーン・スチュアートさん、そして褐色の肌のに白斑が広がるウィーニー・ハーロウさん。堂々とランウェイを歩くこの3名のファッションモデルについて、先にはアルビノのタンド・ホパさんについて触れたが、今回は世界初のダウン症ファッションモデルとなったオーストラリア出身のマデリーン・スチュアートさんをご紹介してみたい。



「どうしてもモデルになりたかったから」 ― ダウン症のマデリーン・スチュアートさん

ダウン症候群および先天性心疾患を持って生まれながら、ファッションモデルとして活躍中の女性が豪クイーンズランド州ブリスベンにいる。それは現在21歳のマデリーン・スチュアートさん。ダウン症の人々にみられる特徴的な顔貌を美容整形手術などで変えたりはしていない。ありのままの自分が持っている美しさを表現しようとする彼女の意欲とパワーはとても魅力的で、その姿はすべてのダウン症の人々に大きな勇気を与えている。



大変な食欲でかなりのぽっちゃり体型であった17歳の時、なぜかモデルになると心に決めたというマデリーンさん。親友やボーイフレンドに励まされながら、そして母親のロザンヌさんと二人三脚となってダイエットやスポーツに励み、彼女はその結果20キロもの体重を落とすことに成功した。お年頃の女の子らしくファッション雑誌が大好きで、読みあさっているうちにマデリーンさんはメイクも覚えてどんどん美しくなっていった。

ロザンヌさんは「マデリーンはとても賢くて美しい子。特別な存在で皆に愛されています。協調性もあり誰にでも親切。バスケットボールの試合で相手チームの選手が転んだりすると、さっと手を差し伸べて助けてあげるような子です」と語っていたが、運動神経も良く、ほかの女の子ができないような側転や逆立ちまでできる上、水泳もヒップホップのダンスも得意。マデリーンさんはダウン症に対する周囲の偏見をことごとく覆してきた。



ロザンヌさんは2015年5月、そんな頑張りを見せる娘のことをFacebookで紹介。すると1週間で2万人ものフォロワーがついた。さらにメディアの目に留まるようになったマデリーンさんには、『Teen Vogue』『Cosmopolitan』や『InStyle』など有名ファッション誌が仕事をオファー。ついには複数のブランドがキャンペーンモデルとしてマデリーンさんを起用し、ショーに招かれてランウェイを歩くまでになった。

こちらの写真は、ニューヨークで先月おこなわれた香港のデザイナーDan Liuによるショーを最前列で見学するマデリーンさん。堂々たるものである。彼女に対するダウン症の人々やその家族、関係者からの期待は非常に大きいが、それに応える形でマデリーンも自身の収入の5%を「National Down Syndrome Society (全米ダウン症協会)に寄付しているという。

画像:『instagram』madelinesmodelling_

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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