フィリピンでミステリアスな殺人事件 血塗られた”犯人名”は誰が書いた? 

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殺人事件の現場には血で描かれた名前が…(画像はイメージです)
殺人事件の現場には血で描かれた名前が…(画像はイメージです)

謎めいた殺人事件が起きた時、刑事はひたすら犯人特定の手掛かりとなるようなものを探し回る。もしもそこに犯人を思わせる人の名が示されていたら…!? ドラマにはあっても、実際はなかなかあり得ないとされてきた血塗られた文字が示す犯人の名。このほどフィリピンでは警察の捜査にそれが大きな手掛かりとなったかのようにみえた。しかし…。



フィリピン・ルソン島のパンガシナン州で18日にその事件は起きた。ビラシス(Villasis)という町に暮らすレメディオス・メアーさんという54歳の女性実業家が、自宅に侵入してきた何者かに全身の17か所を刺されて死亡したのだ。この事件の捜査に当たったビラシス警察は、「現場ではほかの事件と異なる点が発見されています。亡くなった被害者自身が大きな手がかりを残してくれた可能性があります」と発表し、にわかに世間の関心が集まった。



現場には被害者のものと思われる血液で描かれた「Keyung」という文字があったといい、事件当時に自宅にいた彼女の母親からも聞き取りが行われたもよう。その後、フィリピンのメディア『GMA News』はその名について、メアーさんがビジネス上でトラブルになっていた請負業者が使用する別名であること、そして彼女に危害を加えるという脅しがKeyungから入っていたことをビラシス警察が突きとめたと報じた。

ただし、フェルナンド・フェルナンデス警察署長は同メディアの取材に「Keyungの行方を追っている」と話すものの、メアーさんのバッグ2つとお金が盗まれていることがわかったため「強盗殺人事件であった可能性も否定できない」と説明。Keyungとのトラブルを知っている者が事件を起こし、メアーさんの血を利用してKeyungに罪を擦り付けたとも考えられるため、血塗られた文字を鵜呑みにすることには慎重でありたいとしている。



参照:『MSN NEWS』Victim writes suspect’s name with blood before dying

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(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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