<米>「黒人ナニーなんて絶対にイヤ!」も「人種差別ではない」と英国籍の白人夫妻 黒人女性が訴える

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「黒人ナニーを雇うなんてイヤ!」とヒステリックに拒んだ妻
「黒人ナニーを雇うなんてイヤ!」とヒステリックに拒んだ妻

2016年にナニー(子守)として雇われるも、白人の夫妻からぞんないな扱いを受けた末にあっという間に解雇となった40代の黒人女性。彼女は黒人のプライドをかけて立ち上がった。この夫妻に罪を償わせたいとして裁判所に起訴状を提出したのだ。



米ニューヨークのマンハッタンに暮らすイギリス人のジョエル・プラスコさんとリンゼイ・プラスコ・フラックスマンさんの夫妻。2人の子がいるこの家庭に子守として雇われたのは、ジゼル・モーリスさんという44歳の黒人女性であった。ところがその初日、リンゼイさんはナニーは黒人だと聞いて苛立った。しかも、「ノーーーーーー! また黒人だなんてイヤ!」と夫にテキストメッセージを送ったつもりが、誤ってジゼルさん本人に送っていた。ジゼルさんはこのことについては知らぬふりを通していたという。

自分の誤送信に気づいたリンゼイさんは、ジゼルさんに1日分の賃金を渡してさっさと解雇。「あなたがいると不快なの」などという解雇理由にもショックを受けたジゼルさんは、あまりの理不尽さにここで法的措置を検討。「日給350ドルの報酬で雇用期間は半年間だったはず。計算すれば計63,000ドル(日本円にして約720万円)にもなっていた」として、損害賠償請求を行った。



「ちょっと失礼なことがあったにせよ、産後なのだし些細なミスは許せ」とは何事だ、人種差別主義者ではないのかもしれないがナニー全般を見下していることは間違いない、「ノーーーーーー!」という激しさがどれほどジゼルさんを傷つけたか、と世間においてはジゼルさん支持派が圧倒的に多いようだ。黒人に対する人種差別の意識はアメリカの白人に限った話ではなく、仕事でこの国に駐在している裕福な外国籍の人々はもっと質が悪いという話を聞くこともあるのだろう。

ところが夫のジョエルさんはそんな妻を擁護する。「産後2か月の妻が誤ってあのようなメッセージを送っとしても、許してやって欲しい。私たちは誓って人種差別主義者ではない。契約書もなければ借用書もないうえに、この程度のことで訴えるなどジゼルはずいぶん失礼だ。こんな人間に大切なわが子は任せられない」などと怒りをあらわにしている。裕福なこの一家は過去に怠惰な黒人ナニーで不愉快な思いをしたことがあり、本音を言えば今回はフィリピン人のナニーを雇いたかったとのこと。そこだけは認めているようだ。



参照および画像引用:『METRO』Banker’s wife ‘accidentally’ sends new nanny racist text before sacking her (Picture:Facebook)

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(えと みちる/エトセトラ)

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