オーストラリアで異性愛者にHIV陽性者が急増中 何年も気づかなかった者が半数も!

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オーストラリアで異性愛者のHIV陽性が増加中
オーストラリアで異性愛者のHIV陽性が増加中

オーストラリアで、いわゆる“ストレート”と呼ばれる異性愛者の男女においてHIV感染率が上昇している。しかも陽性と診断された人々の約半数が、4年以上前からHIVウイルスに感染していることが判明したとのこと。エイズ(AIDS)は男性の同性愛者がなる病気、などと思っていたら大間違いだそうだ。



今や、性的に活発である男女が必ずや気をつけるべき病気となってしまったヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症。世界エイズ・デーやHIV検査普及週間など、それなりの啓発イベントがあるものの、慣れ過ぎてしまった今ではかつてのような効果はないと考えるべきなのか。「カービー研究所(Kirby Institute)」が発表したこのたびのショッキングな調査結果に、オーストラリアの保健当局は愕然としている様子だ。

今回明らかにされた統計によるとHIV患者数は7年連続で減少し、2017年には同性愛者の男性に限っていえばHIV陽性との結果が15%も低下していることがわかった。その一方で、“ストレート”と呼ばれる異性愛者の陽性結果が5年前と比べて10%も上昇しており、そのうちの48%について「診断されたのがいささか遅く、実は4年以上も前にHIV感染があったとみなされる」というのだ。

同研究所のレベッカ・ガイ博士はこの数字について「上昇は懸念すべき問題。真剣に取り組む必要がある」との感想を添えている。HIV感染後に長く放置されて診断が遅れた場合、患者の免疫力が低下するほか、性交渉をもった相手にうつす可能性がある。保健関連のサービス機関が手薄い僻地や先住民が暮らす地域などでより多くの感染者が出ているとして、当局は「エイズの正しい知識を含む性教育の徹底が急務であり、とにかく多くの人に検査を受けて欲しいとしている。



参照および画像引用:『The Guardian』HIV rates on rise among heterosexuals in Australia

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(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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