自然界の脅威またひとつ クモの巣が覆いかぶさる沿岸の町がギリシャに

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自然が織りなす幻想的な美しさ…!?
自然が織りなす幻想的な美しさ…!?

病的なほどのクモ恐怖症の方は「悪夢のようだ」として決して住めない町がギリシャにある。それはパトラ湾に続くギリシャ西部の沿岸の町エトリコ(Aitoliko)。そこには今、300メートルにわたりクモの巣が張り巡らされているそうだ。



海岸線の土壌を、そして草木をも不気味に覆うクモの巣。欧米を主に広い範囲に生息し、細長い手足と腹部が特徴のアシナガグモ属のクモがここで大量発生しているのではないかとみられている。彼らは水辺を好み水上を歩くこともできるといい、人間やほかの動植物に何ら危害を加えないため過度の警戒心は不要だが、景観の不気味さや万が一触れた時の感触には不快感を示す者も多いようだ。

ギリシャ・クサンティの大学「Democritus University of Thrace」で分子生物学が専門のMaria Chatzaki准教授は、ニュースウェブサイト『Newsit』の取材に「この現象は今回が初めてではありません。だいたい2年ごとに発生しています」と説明する。豊富な食べ物、高温と十分な湿度。これらがアシナガグモが爆発的な繁殖をみる条件で、米テキサス州ダラスも2015年に同様の“クモの巣騒動”を経験していた。

仲間と一緒にビーチでド派手にパーティを楽しんでいるだけ”と表現する同准教授。クモはパーッと派手にやらかし、そしてすぐに死んでしまうそうだ。また蚊も食べてくれるため、そのあたりでは蚊の退治に一役買ってくれるのではないかという。ところでクモの巣はハロウィンを盛り上げるグッズのひとつ。しかもこれは人工ではなく天然モノである。自宅に持ち帰って飾るのはいかがであろうか。…とはいっても、ほとんどの住民は興味を示さないのであろう。

参照および画像参照:『Science Alert』Spiders Have Exploded Over This Greek Town, Coating Everything in a 1,000-Foot Web (Photo:Giannis Giannakopoulos)

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(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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