<世界旅紀行>Vol.4 『フランス』その4 パリ市内の観光あれこれ

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「想像していたよりも大きい」と言う人がほとんど 凱旋門を下から(Photo by 朝比奈)
「想像していたよりも大きい」と言う人がほとんど 凱旋門を下から(Photo by 朝比奈)

~目標は世界遺産・厳選52か所の制覇~

こんにちは! 『エトセトラ』の朝比奈ゆかりです。今回はパリ市内の観光あれこれについてとなります。「目標は世界遺産・厳選52か所の制覇」と謳っているこの旅紀行ですが、1か所に出かけてたった1つの世界遺産を見学して帰ることもあるなか、このパリはすごいです。市内がもう“世界遺産だらけ”。20を超す世界遺産が散らばり、一度の旅行で誰もが最低8つは見ることができるように思います。



■ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂は長蛇の列(Photo by 朝比奈)
ノートルダム大聖堂は長蛇の列(Photo by 朝比奈)

入口前でいきなり長蛇の列。フリーパスとなるミュージアム・パスはもう全員が持っているわけで、チケット購入のための列ではなく、持ち物のセキュリティチェックに並ぶという感じでした。夏休みでパリ旅行に来たというアルゼンチンの親子連れと仲良しに。

■コンシェルジュリー

コンシェルジュリー(Photo by 朝比奈)
コンシェルジュリー(Photo by 朝比奈)

中世建築のコンシェルジュリー。10世紀から14世紀まではカペー王朝の宮殿であったが、転居後はなんと牢獄に。18世紀末に起きたフランス革命においてはここに2700人以上の者が投獄され、そのひとりが王妃であったマリー・アントワネット。独房で2か月半も過ごし、その後民衆の怒号のなかコンコルド広場にて処刑されました。下はゴシック調のアーチが特徴の「衛兵の間」です。

コンシェルジュリー(Photo by 朝比奈)
コンシェルジュリー(Photo by 朝比奈)

■パリ市庁舎

実に絵になるパリ市庁舎(Photo by 朝比奈)
実に絵になるパリ市庁舎(Photo by 朝比奈)

14世紀に完成し、「オテル・ド・ヴィル」の異名をとる、まさに豪華なルネサンス様式の市庁舎。なんと役所でありながらその美しさゆえ、世界遺産にも登録されています。焼失を経て1882年に再建されました。

■凱旋門

スリリングですが、とにかく気を付けて!(Photo by 朝比奈)
スリリングですが、とにかく気を付けて!(Photo by 朝比奈)

かなりスリリングですが、車の往来が怖くなければこのポジションから撮影するのが最高!(撮影は2011年秋)

結構疲れました!(Photo by 朝比奈)
結構疲れました!(Photo by 朝比奈)

前回の訪問ではものすごい螺旋階段を上って屋上に。放射状に道路が広がっていることが確認できる、とても素晴らしい眺めです。(撮影は2011年秋)

凱旋門の屋上から
凱旋門の屋上から

■シャイヨー宮からのエッフェル塔

エッフェル塔をシャイヨー宮から(Photo by 朝比奈)
エッフェル塔をシャイヨー宮から(Photo by 朝比奈)

真下からではなかなかカメラに全景を収められないエッフェル塔。ましてや自分の顔を入れようとすると、とんでもないことに…!? というわけで、多くの方がシャイヨー宮から臨む噴水越しのエッフェル塔を堪能しています。

■コンコルド広場

遠くにはエッフェル塔も(Photo by 朝比奈)
遠くにはエッフェル塔も(Photo by 朝比奈)

大きなオベリスクや噴水があり、世界的に名が知られた広場ですが、革命時にルイ16世やマリー・アントワネットが処刑された場所でもあり、血塗られた歴史も有名です。この角度はパリに来たんだ!と思わせる景色のひとつです。(撮影は2011年秋)

■モンマルトルの丘と白亜の寺院「サクレ・クール」

「モンマルトルの丘」へはBIG BUSで行きました。バス停を降りてからロープウェイを目指すはずが道が1本ずれてしまい、なんと坂道や階段を利用。そのうちにロープウェイ「降り場」を発見してがっくり。でも体力があることだけは確認できました。

パリを一望できる高台にあるモンマルトルの丘。その前に、フレンチ・カンカンで知られる世界一有名なキャバレー「ムーラン・ルージュ」の建物だけをチェックして坂道を登り始めます。両脇にはお土産屋さんが軒を連ねており退屈しません。

ムーランルージュ(Photo by 朝比奈)
ムーランルージュ(Photo by 朝比奈)

その丘の上に建つのが「サクレ・クール寺院」です。青空に向かってそびえ立つ本当に美しい白亜の寺院です。

モンマルトルの丘からの眺め(Photo by 朝比奈)
モンマルトルの丘からの眺め(Photo by 朝比奈)
モンマルトルの丘とサクレ・クール(Photo by 朝比奈)
モンマルトルの丘とサクレ・クール(Photo by 朝比奈)

約35分の観光「プチトラン」でモンマルトルの観光名所を周ることが出来ます。これ、坂もスイスイ。かなり安いし楽しかったです。

モンマルトルの丘プチトラン(Photo by 朝比奈)
モンマルトルの丘プチトラン(Photo by 朝比奈)

BIG BUSに戻りましたが、降りたバス停の場所をきちんと記憶していなかったことは失敗。似たような景色が続くためかバス停を探せず、やけに苦労しました。誰かに聞いたら「BIG BUS?バスはどれも大きいよ」なんて答えも戻ってきてガックリ。それでもなんとか探しだしてバスを待ち、「オペラ座」を目指しました。

■オペラ座(オペラ座ガルニエ/L’opera Garnier)

オペラ座は真下からはダイナミックな姿が収まらない
オペラ座は真下からはダイナミックな姿が収まらない

「オペラ座を美しい建築物として眺めるために樹木は邪魔になる。植えてはいけない」こんな皇帝の命令で、オペラ通りには木が1本も植えられていないそうです。建物正面の実に豪華な第一ファサードも見事ですが、正面から右手に回ったサイドの姿も「こちらが正面か」と思わせるほどの美しいものでした。

頂点で竪琴を掲げるのは「アポロ像(Apollo)」。オペラ座を守る美しい音楽の神、竪琴のシンボルです。さらに金メッキの彫像は左が「ハーモニー(Harmony)」、右が「ポエジー(Poetry)」だそうです。

オペラ座ガルニエ(Photo by 朝比奈)
オペラ座ガルニエ(Photo by 朝比奈)

円形のホールは5階建てで客席の数は約900。赤いビロードがとても上品な客席でした。

オペラ座の客席(Photo by 朝比奈)
オペラ座の客席(Photo by 朝比奈)

開演前に人々がたむろしていた待合室です。ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」も素晴らしいですが、これを先に見てしまったら失敗するかも。ガルニエがデザインしたというシャンデリア、そして天井のフレスコ画も美しく、「むしろこちらの方が豪華」と誰もが驚いてしまいます。

開演前はここ、待合室で(Photo by 朝比奈)
開演前はここ、待合室で(Photo by 朝比奈)
天井もいっさい手抜きナシ(Photo by 朝比奈)
天井もいっさい手抜きナシ(Photo by 朝比奈)

BIG BUSでホテルに戻り、預けておいたスーツケースを受け取り、タクシーでオペラ座近くの別のホテルへ移動。


■ちょっとオススメのホテル「ホテル・エクシオール・オペラ(Hôtel Excelsior Opéra)」

ホテル・エクシオール・オペラはロケーション最高(Photo by 朝比奈)
ホテル・エクシオール・オペラはロケーション最高(Photo by 朝比奈)

このホテルに3泊することにした理由は3つありました。

① オペラ座やギャラリー・ラファイエットからすぐとロケーションが抜群
② リーズナブルな価格
③ 日本人観光客に親切というレビューが多い
④ 2軒ほど隣に「Monop’」というモノプリ(Monoprix)系コンビニエンスストアがあり、朝食を買ってそこで食べられるイートイン・スペースがある。

実は、翌朝いささか早い時間に「長距離バス・モンサンミッシェル1泊フリーツアー」に参加する予定で、その集合場所がギャラリー・ラファイエットの正面玄関すぐ左手だったのです。また2泊目は部屋にスーツケースその他を置かせてもらうだけで、3泊目も夜遅くに戻ってきて寝るだけ。宿泊代はドブに捨てるようなものですから高いホテルに泊まる必要はありませんでした。

そして大事だったのが③の日本人宿泊客に親切だということ。大人気のエシレ・バターやチーズを家族へのお土産でたくさん買う必要があり、チェックアウトまで食堂かバーの大きな冷蔵庫に保存しておいて頂く必要があったのです。アラブ系を思わせるお兄さんが、そのお願いを快諾してくれましたが、「あなたはパティシエなの? え、違う? なぜ日本人はこのバターを大量に買っていくの?」と聞かれ、「日本だと値段が3~4倍するんです。売っているところもすごく限られていて。とにかく美味しいから人気です」と答えたら、「へぇ、そうなんだ!? よし、僕の新しい仕事はコレに決めた。日本でこのバターを売って稼ぐかな」とのこと。「僕たちにってはごく普通のバターなのにねぇ」とすごく驚いていました。

ちなみに④のコンビニエンスストア「Monop’」にもエシレバターは売っていましたが、毎日のように有塩の“demi-sel”は売り切れ。無塩“deux”ばかり残っていました。

■ギャラリー・ラファイエット(デパート)

ギャラリー・ラファイエットの美しさは圧巻(Photo by 朝比奈)
ギャラリー・ラファイエットの美しさは圧巻(Photo by 朝比奈)

オペラ座ガルニエのすぐ北側にある老舗デパートの「ギャラリー・ラファイエット (Galeries Lafayette)」。中に入るとその美しい造りに惚れ惚れとしてしまいます。世界各地に新しいデパートやモールが続々と誕生していますが、老舗の持つ美しさには敵いませんよね。

観光客に特に人気があるのが、手軽に食事がとれるうえ、窓から素晴らしい景色を楽しめる本館6階のフードコート。そしていわゆる“デパ地下食料品売り場”である別館「メゾン&グルメ館」です。

ワイン売り場で店員さんに「この前のヘンリー王子とメーガンさんのロイヤルウェディングで、引き出物になったフランスワインはありますか?」と尋ねたところ、「残念ながら、パリ市内のどのお店でも市販はされなかったんだよ。ワイナリーに行けば同じワインが手に入るかもしれないけれど、完売だと思うね。ラベルだけでも見る?」と言ってスマホであれこれ検索してくれました。

ヘンリ―王子&メーガン挙式 ワインの引き出物(Photo by 朝比奈)
ヘンリ―王子&メーガン挙式 ワインの引き出物(Photo by 朝比奈)

ブルーの王室マークが付いているこのワイン、上の「EPUISEは英語だとSold Outって意味だよ」と教えてくれました。

ピエール・エルメはやっぱり大人気(Photo by 朝比奈)
ピエール・エルメはやっぱり大人気(Photo by 朝比奈)

ピエール・エルメでちょっと食べたい分だけマカロンを購入し、日本人観光客に大人気のECHIRE(エシレ・バター)とBeillevaire(ベイユベール発酵バター)をたんまりと買いました。近くの売り場のオジサンが、親切にもビニール袋に詰めたたくさんの氷をくれました。メルスィ・ボークゥ!!!



次回はモンサンミッシェルについてご紹介します。お楽しみに…。

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(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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