エミネム、同性愛者を見下げる卑語を反省 彼の親友は同性婚のエルトンだった!

歌詞や過去のインタビュー発言ゆえに、「同性愛者なのでは?」と噂されてきたラッパーのタイラー・ザ・クリエイター。その彼につき、差別語を用いてラップしたことからエミネムに対する批判の声が噴出していた。しかし本当のエミネムはゲイ差別主義者ではなく、かのエルトン・ジョンもエミネムを高く評価。親しい友人関係であることを明かしている。
ニューアルバム『Kamikaze』に収録した楽曲『Fall』にて、エミネムは「おお、これぞエミネム」という素晴らしいラップを披露。その中にいつものように過激な卑語を多く含め、タイラー・ザ・クリエイターについては「何もクリエイトしてねえじゃん」「ビッチ、お前が自分をオカマ呼ばわりするのも納得だぜ」などと強烈にディスっている。この件につき、エミネムはスウェイ・キャロウェイにこう釈明している。
「あの曲で奴をあんな風に呼んだのは、『ちょい行き過ぎかもな』って自分でも感じたんだ。」
「奴を傷つけてやろうと思ったってわけ。でもあの言葉で、アイツ以外の多くの人達をも傷つけちゃったんだよな…。」
また本人も「これはチョット…」と思い、収録の時点でハッキリと聞き取れないよう工夫はしてみたのだそう。しかしその言葉を削除はせず、という強気な点はいかにもエミネムらしい。ちなみにタイラー・ザ・クリエイターは過去に某楽曲を「あれは酷い」とボロカスに。それが実はエミネムの楽曲だといわれており、今回エミネムは得意のラップで逆襲を試みたとみられている。
ちなみにエミネムは実はゲイ嫌いではなく、男性と結婚している音楽界の重鎮エルトン・ジョンも過去にエミネムを擁護したことがある。ゲイを見下す卑語を交えた彼のラップを聴いても腹は立たないと明かし、「すごく良い友達なの。(エミネムが)愚か者たちに誤解されちゃうくらいなら、この僕が闘うわ」と語っていた。こういう過激路線の曲に卑語が登場すること自体も決して珍しいことではない。
動画:『YouTube』Eminem – Fall
参照:『Page Six』Eminem apologizes for homophobic slur on ‘Kamikaze’
画像:『Instagram』eminem
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(Kayla星谷/エトセトラ)
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