<洋楽マニア>ロックバンド「Ugly Kid Joe」の『Cats In The Cradle』 クールでも意味は深い!

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親の背を見て子は育つ - そんなテーマの曲を歌い上げた「Ugly Kid Joe 」(画像:YouTube『Cats In The Cradle』のサムネイル)
親の背を見て子は育つ - そんなテーマの曲を歌い上げた「Ugly Kid Joe 」(画像:YouTube『Cats In The Cradle』のサムネイル)

一度の解散を経て復活した人気ロックバンド「Ugly Kid Joe」がカバーしたこの曲は、70年代にリリースされた『Cat’s in the Cradle』を『Cats In The Cradle』と少しタイトル変更したもの。ロック歌手の中でもハンサムで人気が高かったフロントマンがカッコ良く歌い上げているが、歌詞そのものはいたって深刻。子育て世代の方達には、しっかりと聴いていただきたい“シリアスな内容”になっている。



この曲に登場するのは、ある父と息子。父は忙しく「いつ帰れるか分からない。帰ってきたら楽しもうぜ」ばかりで息子をかまってやれぬものの、「僕はいつかパパのようになるんだ」と語る息子は、パパが大好きだったのだ。そんな息子が10歳になり、パパにボールを買ってもらって大喜び。「遊ぼうよ、投げかたを教えて」とパパを誘うのだが、パパはやはり忙しく「今日は無理」 - 少し成長した息子はこれを聞き微笑むも、こう言うのである。

「僕は彼のようになるんだ。」

そして年月が経過し少年は青年に成長。大学に進学した息子に父は「誇らしいぞ。ちょっと座って話でも?」と言うのだが、息子は首を横に振りにっこり。「それよりも車のカギを貸してくれない?」と言う息子は、かつての父のように「いつかは分からないけど、帰ってきたら楽しもうぜ」と言うばかり。

また月日は流れ、父は退職。遠くへ越してしまった息子に電話をかけ「会いたい」と申し出るも「仕事が大変でね」「子どもの体調不良で」「でも話せて良かったよ」と、息子は父との再会を試みようとしないのだ。そこで電話をきった父はハッとして反省するのである。「幼い頃に言っていたとおり、息子は俺のようになったのだ」「昔の俺とまるで同じなのだ」 - そう悔やむ父だが、唯一光があるとすれば、「子どもが病気でね」と息子が育児に関わっていると匂わせる部分であろうか。

最近はどこの家庭の親も忙しく、「子どものため」と必死である。しかしそれゆえに男は寂しい晩年を過ごすことになったのだ。彼の人生の悲哀を歌ったこの曲にハッとする人もいるのではないだろうか。「親の背を見て子は育つ」という。たっぷりの愛情を示してあげることができているか、毎日ギュッと抱きしめてあげているか、そして「いつも味方だよ」「大好きだよ」と言葉がけはできているか。時間がなくても言葉やハグで、特に小さい子どもには愛情をタップリとかけてあげて頂きたいと切に願う。

動画:『YouTube』Ugly Kid Joe – Cats In The Cradle

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(Kayla星谷/エトセトラ)

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