81歳で他界したジョン・マケイン氏に106歳の母 子に先立たれる辛さを噛みしめる

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わが子に先立たれる悲しみは何歳になっても同じ
わが子に先立たれる悲しみは何歳になっても同じ

先月25日に脳腫瘍のため81歳で他界した故ジョン・マケイン氏(ジョン・マケイン3世、米連邦上院議員)。権力の乱用を認めない真面目な政治家として、多くの人々の支持を得ていた。その葬儀が地元であるアリゾナ州フェニックスで執り行われたが、会場ではハンカチ―フを取り出して静かに涙を拭う一人の淑女にも注目が集まったもようだ。



大きな星条旗がかぶせられたマケイン氏の棺を静かにさする車椅子の高齢女性。彼女は御年106歳のロバータ・マケインさんであった。孫にあたるメーガン・マケインさんの手を握りながら、始終ハンカチーフで目元の涙をぬぐっていた。ロバータさんは夫となる海軍大将のジョン・S・マケイン・ジュニア氏とは南カリフォルニア大学に通っていた19歳の時に出会い、二人の間にはジーンさん、ジョン・マケイン3世、ジョーさんという3人の子が誕生。しかしマケイン・ジュニア氏は1981年、フライト中の機内にて心筋梗塞のため70歳で死亡した。

なお、31日にマケイン氏の亡骸を納めた棺はフェニックスから政府専用機にてワシントンD.C.へと空輸され、追悼式が開催される国立大聖堂へと搬送された。この葬儀の参列者に関しては興味深い報道もある。マケイン氏が2008年に共和党から大統領選挙に出馬した際、「副大統領候補はペイリン氏」と推した事などが原因で支持が集まらず、結果的に民主党のバラク・オバマ氏に大統領の座を持っていかれた。この苦々しい思い出がマケイン氏には相当こたえているのか、遺族の意向としてペイリン氏側に「葬儀への参列はご遠慮願いたい」と告げられたもようだ。



参照:『Washington Post』John McCain’s remarkable mother: At 106, Roberta McCain has outlived her son 

画像:『Washington Post』Roberta McCain, 106, wipes away tears during a ceremony to honor her son, Sen. John McCain, at the Capitol Rotunda Friday. Her granddaughter, Meghan McCain, left, stands beside her. (Jonathan Newton / The Washington Post)

画像:『Instagram』senjohnmccain

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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