スペインのリゾートビーチに難民船漂着 50名のモロッコ人が崖を伝って陸にダッシュ

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ボートピープルの襲来に驚く海水浴に来ていた人々
ボートピープルの襲来に驚く海水浴に来ていた人々

スペイン南西部の人気のリゾート地として知られるコスタ・デ・ラ・ルス。モロッコの真上に位置し、西は北大西洋となる。多数の海水浴客が訪れていたその美しい海辺に突如現れた大きな船。そこには収容人数の許可をはるかに超えた人々が乗っていた。



26日午後3時半ごろ、コスタ・デ・ラ・ルスのラ・バロサ・ビーチに海水浴に来ていた人々、観光客をそれはびっくりさせたという奇妙なその光景。ゾディアック製のボートから降りたのは50人の難民。子供10名が含まれていた。撮影された動画は今、SNSからマスコミまで多数出回っているようだ。

人の多い砂浜を避けて岩場を目指した船。難民たちは船から降りるとに崖伝いになんとか陸に上がろうとしていた。すぐ近くに4つ星、5つ星ホテル、商業施設、飲食店が立ち並ぶ人気のビーチリゾートであるだけに、人目を避けようとするには目立ち過ぎたようだ。

その後、治安警備隊は25人の難民の身柄を拘束。すべてモロッコ人であり、うち19人の未成年者はジュンタ・デ・アンダルシアの青年センターに保護されているもよう。成人6名は強制送還となる可能性が高い。「罪を犯していない人々である以上、逮捕などはしません。ただし成人と未成年者では少し扱いが異なってきます」と説明された。

スペインは今年になってから、イタリアを抜いてこうした難民の受け入れ数がとても増加している。先月にも付近のザホラというビーチに多数の難民を載せたボートがアフリカから漂着していた。今年1月1日から7月25日の間に、このようなルートで2万人を超える難民が押し寄せたと考えられている。先週にはモロッコからの違法入国者116人が強制送還となったばかりであった。



参照:『MailOnline』’They’re heading for the all-inclusive’: Stunned tourists watch 50 migrants on packed boat storm Spanish beach near luxury hotel before clambering up cliffs(Solaris)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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