<米>ドライブイン・シアターが各地で復活 家族連れもデートもばっちりの楽しさ

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ワシントン州で人気のドライブイン・シアター
ワシントン州で人気のドライブイン・シアター

広い空、新鮮な空気、走りやすい道路、美しい田園風景 ― 郊外には、都会が真似することのできない素晴らしい魅力がある。それを生かしながら…と徐々に復活を遂げているのが懐かしのドライブイン・シアター。おそらくはイチかバチか再開してみたのであろうドライブイン・シアターが、全米各地で賑わいをみせているようだ。


かなり以前、アメリカの恋人たちが車でデートを楽しむといえばドライブイン・シアターであった。巨大なスクリーンを前に扇状に停まるたくさんの車たち。カーステレオの周波を合わせることで音は窓を閉めた車内で楽しむことができる。今どきはダイナミックな音響効果を楽しむ劇場での鑑賞に加え、ストリーミングサービスを自宅で楽しむ手もあるが、祖父母や両親が愛していたこのレトロな映画鑑賞方法は、今なおどこか新鮮でワクワクさせるものがある。

特に家族連れは大助かりで小さな子が泣いてもOK、飽きたら後ろの席で遊んでいればよい。眠ってしまったらブランケットをかけ、映画が終わればそのまま自宅に帰るだけである。たとえばワシントンD.C.の西の郊外となるバージニア州スティーヴンス・シティにある「The Family Drive-In Theater」では、料金は大人8ドル・子供4ドルで2本まで見ることができる。夕暮れまでに入場し、好きな飲み物やポップコーンを買い、上映を待つ間はピクニックテーブルやチェアを広げてもOK。時には人気映画のチケットを購入するため長い列に並ばねばならぬ都会の映画館とは、大違いである。



また、この写真はピュージェット湾に浮かぶワシントン州のウィドビー島にある「Blue Fox」というドライブイン・シアターである。近くのエバレットにはボーイング社があり、シアトルに近くなるがレドモンドにはマイクロソフト社がある。テクノロジー相手の仕事で神経がほとほと疲れてしまったお父さんたちに、きわめてアナログな楽しみ方となるこのドライブイン・シアターは癒しのひと時にもなりそうだ。

実は日本でも数か所にあるというドライブイン・シアター。難点は夕立や落雷など夏の天候が夕方から変化しやすいことだそうだ。とはいえ「懐かしいドライブイン・シアターをもう1度見てみたい」という熱い気持ちを抱いている人は意外にも多いのではないだろうか。

参照:『Family Drive-In Theatre

画像:『Facebook』Blue Fox Drive-in Theater

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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