<元外資系CAその世界を語る>Vol.10  CAは美の競い合いの世界 人気のコスメはやっぱり…

この記事をシェアする
ミュンヘンでステイ(Photo by 佐藤めぐみ)
ミュンヘンでステイ(Photo by 佐藤めぐみ)

~外資系エアラインのCAとして世界81都市に飛んだ日々~

海外CA御用達のコスメはどこの何かと尋ねられることが時々あります。決して宣伝料を頂いているわけではないのですが、国籍を問わず「SKⅡ」を愛用しているクルーがとても多い印象がありました。まさかのオカマちゃんCAまでもがご愛用だったくらいです。そして嬉しいことに、日本の化粧品は「パッケージが可愛いらしい」とよく褒められ、高い物から安い物まで外国人クルーにとても人気がありました。



それでもダントツの人気を誇っていたのは、やはり韓国のコスメでした。私自身もどちらかというと韓国コスメ派で、値段が手頃なのに本当にクオリティが高いといつも感じています。特にお気に入りだったのは2点。まずは「雪花秀(ソルファス)」のクリームパックです。これをつけて寝ると翌朝の肌の質がまるで違います。顔を洗った瞬間からツルツルで化粧ノリの違いは歴然としたものでした。香りはいかにも和漢薬。これがまた最高なのです。もう一つは「LANEIGE(ラネージュ)」のウォータースリーピングパックです。香りもとても爽やかで、名前の通り水の様に軽いサラサラとしたつけ心地なのに肌に十分なしっとり感、ふっくら感を与えてくれます。

私にとってもうひとつ大切だったのは、ステイ先のホテルに着いてからのケアでした。機内はご存知のとおりとても乾燥する上、出勤前からステイ先のホテルに着くまで15時間以上も肌にメイクが乗っている状態が続くわけです。そのため完璧にメイクを落としてくれるクレンジングと、お手入れの最後に使うパックにこだわる必要がありました。そして肌荒れやくすみを防ぐためには、体全体の疲れをとることがとても重要だということに嫌でも気付かされました。お気に入りの入浴剤を持ち歩き、バスタブがあるホテルではそこに溶かし入れ、読書をしながらのんびりと湯船に浸かり、むくんだ足を揉みほぐしたりしていました。

私がいたエアラインはどの都市においても4つ星以上のホテルと契約しており、広い部屋に1人ずつ泊まらせてもらえました。バスルームの長時間使用もお構いなしで、いったんホテルに入ってしまえば誰かに気を遣うことはありません。その甲斐あって(?)、不規則な生活を3年間も続けた割に肌の悩みは少ない方だったように思います。頬から顎にかけて赤く目立つ吹き出物に悩んだ時期がありましたが、その時には「コスメデコルテ」のコンシーラーが大活躍でした。

(次のページへ)