大ヒット映画の意味をファンが解釈 映画『タイタニック』の奇妙な噂2選

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画像:2015/06/25 に公開YouTube『Titanic | #TBT Trailer | 20th Century FOX 』のサムネイル
画像:2015/06/25 に公開YouTube『Titanic | #TBT Trailer | 20th Century FOX 』のサムネイル

『タイタニック(原題:Titanic)』1997年日本公開
監督:ジェームズ・キャメロン  主演:レオナルド・ディカプリオ

公開からすでに20年以上が経過しているにも関わらず、今も多くの人に「あの映画には感動した」「一番のお気に入り」と愛されている映画『タイタニック』。1912年に起きた豪華客船タイタニック号の沈没事故という史実を絡めたフィクションだが、同作品を愛するファンは登場するメインキャラクター(ジャック&ローズ)につき様々な予想をし、物語の“真相”を今も見出そうとしている。今回はその中でもファンによる仮説を2つ皆さんにご紹介したい。



多くの映画ファンがご存知のように、この映画は偶然同じ船に乗り込んだ上流階級の娘と貧しい青年の短くも激しい純愛と壮大なアクション、史実を織り交ぜたジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作品である。おそらくそのストーリーには「隠された意味」などなかったのであろうが、多くのファンが以下のような仮説をたて、映画の内容を今もなお彼ら・彼女ら流に理解している点は非常に興味深い。

■ 仮説1:ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)はローズ・デウィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)の想像にすぎなかった
【理由1】
劇中、ジャックが婚約者のいるローズに「自由にならなきゃ、君は死んでしまう」と告げるシーンがある。これは愛の無い男との婚約を強いられ精神的に不安定になっていたローズが、架空の恋人ジャックの声として自分に言い聞かせた言葉なのではないか。
【理由2】
ジャックに支えられ、「私は飛んでいるのよ」とローズが言うシーンがある。これは精神的安定を欠くほど苦悩していたローズに残っていた“強さ”を象徴するセリフだったのではないか。
【理由3】
タイタニックが沈没するも生還し長生きしたローズが、「ジャックがタイタニックにいた証拠はあるわけがないの」「ジャックが存在するのは、私の記憶の中でのみだから」というシーンがある。この言葉こそが、ローズが精神疾患を患いジャックとの恋を想像していたにすぎない証拠なのではないか。



■ 仮説2:ジャックはタイムトラベラーだった
【理由1】
ジャックが劇中でアイスフィッシングに行った思い出を話しているが、その際に話題にした湖は人口湖。しかも出来上がったのはタイタニック沈没の5年後だった。
【理由2】
ジャックがローズとの会話でジェットコースターを話題にする場面があるが、その際に話題に出た場所に当時ジェットコースターはまだできていかなった。
【理由3】
ジャックの髪型は、いかにも90年代風で事故当時のトレンドに全くマッチしていない。またジャックがもっていたリュックタイプのカバンも、1939年頃の物に見える。
【理由4】
劇中ジャックが吸っているタイプの煙草は1940年半ばまでなかったはず。

ちなみにジャックが時代を超えてローズを訪れたのは、彼女の命を救うため。もし彼女が「自殺しよう」と海に飛びこもうとした際に彼女を救えなければ、「裕福な客が姿を消した」として騒動となり捜索が開始。そのまま航海停止となり、沈没の原因となった氷山追突をも回避され歴史は変わっていたのではないか…。

そんな想像をしながら、公開から21年が経つ今も『タイタニック』ファンは同作品の鑑賞を楽しんでいるのだ。そのどれも興味深いが、よく考えると「ありえるんじゃ…」と思えるのは仮説1であろうか…。ちょっぴり切なくもあり怖くもある、実に興味深い仮説である。

動画:『YouTube』Titanic | #TBT Trailer | 20th Century FOX

(Kayla星谷/エトセトラ)

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