米・国境警備隊員にも人情 中米から不法入国を試みてハチに襲われた少女に緊急治療

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「私たちにも人情はあります」と米・国境警備隊員
「私たちにも人情はあります」と米・国境警備隊員

情け容赦のない仕事ぶりで評価されてきた米税関・国境警備局(United States Customs and Border Protection 以下CBP)について、なかなか興味深い話題が飛び出した。密輸や不法入国など不法行為の取り締まりにあたるため、常に非常に厳しい表情を湛えている職員たちだが、今回ばかりは別。少しだけほっとするようなニュースとなったようだ。

テキサス州南部のリオグランデ市でその“事件”は起きた。CBP職員は9日午後、エルサルバドルから不法入国を図ろうとしたある家族を発見。母親が13歳の娘と10歳の息子を連れていたという。ところがハチの集団が彼らを攻撃。CBPリオグランデ・バレー署の特殊部隊が消火器類を用いてハチを追い払ったが、複数個所を刺された少女は治療のためCBP救命救急隊の手に委ねられ、体調に異変がないか調べるためほかの家族も地元の病院に運ばれた。

様々なオペレーションで密輸者や不法入国者をひっ捕らえてきたCBPだが、決死の覚悟で祖国を離れ、不法入国を試みようとする極貧の人々に対する慈悲の気持ちもおそらく根底にはあるのだろう。「人としての情けを忘れることはありません」としている。

画像引用および参照:『U.S. Customs and Border Protection』Border Patrol Agents Rescue Illegal Aliens from Bee Attack near the Rio Grande

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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