ハートウォーミングな映画に涙したい『海の上のピアニスト(原題:The Legend of 1900)』後半

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画像:2007/11/22に公開YouTube『Legend of 1900 Trailer』のサムネイル
画像:2007/11/22に公開YouTube『Legend of 1900 Trailer』のサムネイル

『海の上のピアニスト(原題:The Legend of 1900)』1999年日本公開
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ  主演:ティム・ロス

~ここから先、ネタバレですのでご注意を~

そして1946年、すっかり老朽化した客船の解体が決まり、船のあちこちにダイナマイトが仕掛けられた。マックスは慌てて船に戻り、楽器店から借りたレコードをプレイヤーにセットしながら1900を探し出し、船を離れて一緒に陸で仕事をしようと再び説得する。しかし1900は、一度だけ下船を試みた時のことを回想しながら「陸はあまりにも広すぎる。ニューヨークには無限大の選択肢があるというけれど、船しか知らない自分にはそこでどう暮らしていったら良いのか、1人の女性を選んで結婚すれば本当に幸せになれるのか、見当もつかない」と語る。ピアノなら88本の鍵盤を相手に無限大の自己表現が可能で、その方が安心できる―これが彼の本音だった。

うまく説得できない1900に涙を流し、固い抱擁を交わすと1人で下船したマックス。その後、船はダイナマイトにより爆破された。マックスが切々と語った1900の短い人生。その話に深く感情移入した楽器屋の店主は「君にこの大切なトランペットは返す。素晴らしい話を聞かせてくれたお礼にお金は戻さなくていいよ」と言い、マックスを送り出すところで映画は幕を閉じる。

★ココで、ちょっと覚えてみたいカンタンな英語のフレーズを…。

(1900との契約を迫るレコード会社の社員)
「君の可能性は無限大だ。君なら絶対に成功するぞ!」
“The sky’s the limit. You’ll go far.”

“The sky’s ~” は「空が限界ラインだ」という意味で、そもそも天空は無限大であることからどこまでも限りなく続くと捉えています。日本語的に考えるとLimitlessと言いたくなってしまうのですが…。

戦争の影響もあり、すっかり老朽化した客船のダイナマイト解体が決まり、1900を探すために慌てて船に戻ったマックス。伝説のピアニスト1900がまだ中に残っていると必死に話し、部下にあれこれ指図しながら船の解体を進めようとする管理職員と悶着になるシーンにたくさんのヒントが詰まっていました。

(職員1)「僕、その話の大事な部分を聞き逃しちゃったかな?」
“Did I miss anything important ?”

(マックス)「大丈夫だよ。そこは君の同僚が後で教えてくれるはずさ。」
“Don’t worry. Your friend will fill you in later.”

(職員2)「期待しててよ。この人、物語の語り聞かせが実に上手だからね。」
“You can count on it. He’s so good at telling tales.”

楽器店に忍び込み、1900のレコードを探しているところを店主に気づかれて銃を向けられたマックス。
(店主)「何のためにそれが必要なんだ。」
“What do you need that for ?”

(マックス)「人の生き死ににも関係することなんだ。」
“It’s a matter of life and death.”

動画:『YouTube』Legend of 1900 Trailer

ハートウォーミング系洋画の厳選10(いつの間にか20を超しそうな予感も)。思い切り感動して泣いてみたいアナタのためにまだまだ探します。どうぞ次回もお楽しみに・・・。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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