<洋楽マニア>洋楽ファンにはコレ! パドル・オブ・マッド「We Don’t Have to Look Back Now」

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「ただ前を向いていこう」 画像:YouTube『You’re Going Down』のサムネイル
「ただ前を向いていこう」 画像:YouTube『We Don’t Have to Look Back Now』のサムネイル

これは、1991年に結成されたアメリカの人気バンド「パドル・オブ・マッド(Puddle Of Mudd)」が2007年にリリースしたアルバム『Famous』の収録曲で、内容はズバリ「振り返る必要なんかない」。ああすれば良かった、こうすれば良かったと悔やむことが尽きないのが人生だが、この曲の中でボーカルのウェス・スキャントリンは「全て忘れ去ろう」「もう振り返る必要なんてない」と渋く心に染み入る声で見事に歌いあげ、同バンドのファンを、そして彼らを知らなかった多くの音楽ファンを魅了した。



ちなみに同楽曲PVでは、恋人がいる男の子への想いに心が揺れて切ない気持ちでいっぱいの女の子、そしてその女の子に惹かれつつ恋人に振り回され決断を下せずにいる男の子の“複雑気持ち”が、まるで青春ドラマのように表現されている。そして最後に女の子は意を決し、男の子に直接会うべく彼が恋人と乗る車の前に飛び出すという展開に。そこで男の子がとった行動とは…?そして彼が選んだ相手とは…?

We don’t have to look back now.
(もう振り返る必要なんてない。)

ずばりこれがこの曲の名、そしてテーマそのものである。振られてしまう“美人だけど意地悪そうな女の子”も気の毒だが、この主人公ふたりは互いに恋心を抱きつつ決断を下せず、結局は少女の勇気で新たな一歩を踏み出すことになる。嫉妬に苦しんだ過去、そして罪悪感に苛まれた過去を振り返らず、前に向かって進むしかない―そんなふたりの決意に至るまでの姿に、青春時代を思い出す人も多いのではないだろうか。

恋、進学、結婚、就職、別れや離婚などを多くの人が経験し、ふと過去を振り返っては「あれで良かったのか」と悩んでしまうものだ。しかし過去は決して変える事はできないもの―ならば気持ちを切り替えて、前に、前にと進むしかないのである。そしてその決断を後悔に変えぬよう努力すれば、きっと物事は好転する。

「自分は正しい決断を下したのか。」

心にふとそんな迷いが生じたとき、そして覆せない過去の決断を悔いてしまうとき、ぜひこの歌を聴いていただけたらと思う。



動画:『YouTube』Puddle Of Mudd – We Don’t Have To Look Back Now

(Kayla星谷/エトセトラ)
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