ハートウォーミングな映画に涙したい 『いまを生きる(原題:Dead Poets Society)』前半 

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画像:2014/08/13 に公開YouTube『CineGraf/O Captain, my Captain! | Thank you to Robin Williams (HD)』のサムネイル
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『いまを生きる(原題:Dead Poets Society)』 1990年日本公開
監督:ピーター・ウィアー 主演:ロビン・ウィリアムズ、ロバート・ショーン・レナード、イーサン・ホーク

~ハートウォーミングな映画で涙してみたいアナタのために~

 

ニューイングランド州のバーモントにある名門大学への進学を目的とした、全寮制の超エリート校。そこで、ある少年は伸び伸びとした教育方法や自由を重んじる英語教師と出会い、医師になるための勉強よりも夢中になれるものを見つけてしまった。詩、演劇に没頭するようになった息子にカミナリを落とす父親。優しい言葉をかけてくれるが決して自分の味方にはなってくれない母親。自分の人生はいったい誰のためにあるのだろう。金持ちで優秀な家系では、親は息子たちに過大な期待を寄せる。多感な時期でありながら親の言いなりでしかない自分自身と将来に絶望したその少年は…。

 

(あらすじ:ネタバレ度・高)

 

名門校としての伝統、輝かしく出世を遂げた先輩たちの存在、きわめて高い名門大学への進学率。そんなものに日常的にプレッシャーを感じているウェルトン・アカデミーの生徒たち。それでも全寮制だけに自分を理解し、なんでも語り合える仲間には恵まれていた。そんななか突然現れたのが、自らもこの学校の卒業生で国語、特に詩を教えることになったジョン・キーティング先生(ロビン・ウィリアムズ)であった。座学ばかりではなく時に体を動かし、国語の楽しさを知ってほしいという先生は、「今日という日をしっかりと生きなさい」として“Seize the Day(Carpe diem).”という言葉を教え、あれこれ語り合うなかで生徒たちの心を強くとらえていった。

 

何かと物怖じし、気後れしてばかりいる優しいトッド・アンダーソン(イーサン・ホーク)は、同室になったニール・ペリー(ロバート・ショーン・レナード)をどんどん好きになっていく。何を望み、何をしたいのか自分というものをしっかりと持っている自由闊達なニールと自分は真逆のタイプであったからだ。ところが兄が優秀過ぎて自分などまるで期待されていないことを自覚しているトッドと異なり、ニールには「医者になれ、常に成績優秀であれ」と強すぎる期待を口にする親がいた。もしもニールとトッドの性格や立場が逆転していたら、この名作は生まれなかったに違いない。

 

学校近くの洞窟の中で行われる極秘の集会、「Dead Poets Society(死せる詩人たちの詩を詠む会)」なるものに徐々に溺れていったニール。彼は演劇にも夢中であった。悩んだ末に父にシェイクスピア劇『夏の夜の夢』で主役を演じることになったから、是非とも見に来てほしいと告げる。

動画:『YouTube』O Captain, my Captain! | Thank you to Robin Williams (HD)

→ (完全ネタバレですが)「次のページ」に進む

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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