ハートウォーミングな映画に涙したい 『いまを生きる(原題:Dead Poets Society)』後半 

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画像:2014/08/13 に公開YouTube『CineGraf/O Captain, my Captain! | Thank you to Robin Williams (HD)』のサムネイル
画像:2014/08/13 に公開YouTube『CineGraf/O Captain, my Captain! | Thank you to Robin Williams (HD)』のサムネイル

『いまを生きる(原題:Dead Poets Society)』 1990年日本公開
監督:ピーター・ウィアー 主演:ロビン・ウィリアムズ、ロバート・ショーン・レナード、イーサン・ホーク

 

~ここから先、ネタバレですのでご注意を~

舞台は大成功であったが、激怒した父の車でニールは自宅に連れ戻されてしまった。環境を変えるため陸軍士官学校への転校を手続きしておいたと告げられ、人生を悲観したニールは父親が隠し持っていた拳銃で自殺してしまう。キーティング先生はその死の責任をとる形で学校を退職した。

 

自分にないものを持つ、憧れの存在であった親友のニール、そして自分に強い力を与えようと常に励まし続けてくれたキーティング先生。その2人をいきなり失ったトッドは激しい喪失感から気が狂わんばかりの嗚咽をみせる。それはかつて誰も聞いたことがないほど大きな声であった。ニールの死を無駄にしてはならない、ニールの分まで人生を自分なりに生き抜いてみせる、彼のなかにそんな意地が生まれた瞬間であったかもしれない。

 

「お前は頭が良いし、医師になるのはすばらしいことだ。医学部に進むならお金はちゃんと出してあげる。応援してあげられるからな」などと、医師=人生の選択肢のひとつとして話すだけに留めていれば、この悲劇は生まれなかった。だがこの父親は過度の期待と行動力で息子の自我を潰してしまった。この映画については「将来に悩む10代に見て欲しい」と示す評論家がいるが、私はむしろ子を持つ親に見て欲しいと感じる。特に、ニールのように自我をしっかりと持った子の親に、である。自分の理想や夢、価値観を押し付けることがどれほど子供を苦しめているか、その罪深さをこの映画から感じ取って頂ければと願ってやまない。

 

★ココで、ちょっと覚えてみたいカンタンな英語のフレーズを…。

 

「あ、みんな先に行ってて? すぐに追いかけるから。」

“Go ahead guys, I’ll catch up.”

 

「んじゃ、好きにしろよ。」 ホントぐずぐずと面倒くさいヤツだ、という時にどうぞ。

“Suit yourself.”

 

「あなたってほんとムカつく、イライラさせる人ね。」

“You’re so infuriating.”  発音は“インフューリエイティング”です。

 

「僕はもう完全にダメです。」

“I’m trapped.”

罠に引っかかって身動きが取れない、どこかに閉じ込められてしまった、そんな絶望的な心境をこんな一言でどうぞ!

動画:『YouTube』O Captain, my Captain! | Thank you to Robin Williams (HD)

ハートウォーミング系洋画の厳選10(いつの間にか20を超しそうな予感も)。前半のネタバレがまだの方はこちらからどうぞ。思い切り感動して泣いてみたいアナタのためにまだまだ探します。どうぞ次回もお楽しみに・・・。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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